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2021 年 1 月の活動まとめ


いろいろあって、前回の報告からえらく間が空いてしまいました。 今年からはまたペースを守って投稿していきたいです。

イベント

1/24(日) July Tech Festa 2021 winter

2 回目のオンライン July Tech Festa の登壇。今回は 60 分枠でした。 会社で昨年 10 月ごろから取り組んでいた Azure DevOps による Unity アプリの CI/CD パイプライン構築についてお話させていただきました。

Unity アプリ CI/CD のクラウド化は 2019 年ごろから社内的に重要な課題の一つでしたが、 Unity Editor のライセンスの問題により攻めあぐねる状態が長く続いていました。 2020年になって Unity Build Server というキラーアプリならぬキラーライセンスが登場し、 それに加えて Azure Pipelines の VMSS エージェントプールという神機能が同時期にリリースされる奇跡が起きたおかげで、 当初の要求をほぼ満たす POC が実現できました。

また普段お世話になっている日本マイクロソフト様のつてによりユニティ・テクノロジーズ・ジャパン様に Unity Build Server について詳細な監修をいただけたのは大変ありがたいことでした。 イベント後ではありましたが Twitter で宣伝していただいたこともあり、 多くの方に見ていただけたようで嬉しかったです。

開発

LostCrypt

LostCrypt は JTF2021w セッションのデモ・検証用に作った Unity プロジェクトです。 Unity Technologies によるサンプル Lost Crypt を元に作成しました。

GitHub や Azure DevOps の公開プロジェクトでリポジトリや Azure Pipelines のログなどが見れます。 Visual Studio App Center でビルドしたアプリをダウンロードすることもできます。

今回のセッションの準備において、 この Unity のサンプルプロジェクト選びは実は一番時間がかかったことかもしれません。 検証に丁度よい手頃なサイズで iOS にも Android にもきちんと対応しており ライセンス的にも問題のないサンプルプロジェクトがなかなか見つかりませんでした。

ゲーム会社らしくオリジナルのアプリを作って提供できると格好よかったのですが…。 Unity の CI/CD についてえらそうなことをいいつつ Unity 自体についてはまったくの素人なので、 これからいろいろと勉強していきたいと思います。

記事

Qiita: 「Azure DevOps で実現する Unity アプリのハイパフォーマンス CI/CD」フォローアップ

JTF2021w セッションのフォローアップ記事です。 これを書いたのは 2 月になってからでしたが、 セッションの補足としていろいろな追加のトピックを紹介しておりますので、 ぜひお読みください。

競技プログラミング

AtCoder

ABC にぽつぽつと出場しておりましたが、レーティングは順調に伸び悩んでいます。

このところは順位がほぼスピード勝負で決まっている状況なのでいろいろと厳しいです。 速くないのであれば ABC は安定して全問解けるくらいでないと青色にはなれなさそうです。

まとめ

1 月のアウトプットは JTF2021w だけで終わってしまいました。 2 月からは今年の中長期的なアウトプットの仕込みも含めいろいろと忙しくなる予定なので、 がんばっていきたいです。